SSブログ

映画「夜上海」 本木雅弘・趙薇(ヴィッキー・チャオ) [映画]

昨晩は映画「夜上海」をDVDにて観ました。

090725yeshanghai.jpg

上海で迷子になる美容師(化粧師)の本木君(役名は水島)。
その本木君にタクシーをぶつけてしまう運転手の趙薇(役名は林夕)。
というところから話がスタート。
上海の美しい夜景や旧居留地の建物などをバックに、
趙薇の揺れ動く気持ちをメインにストーリーが展開。
竹中直人を出すと、どうしても、このような場面を挿入せざを得ない、のかな?
と思うシーンもありますが、全体として秀作。

趙薇という女優に関心のある人にとっては見逃すことのできない作品です。

主演の趙薇については以前も書こうと思いながら
書きそびれてきました。

趙薇・Zhào Wēiは
1976年生まれ。老家は安徽省蕪湖市。

彼女のことを初めて知ったのは、
女優としてよりも、歌手としての方が早かったかもしれません。
2005年発売のCD「Double(雙・双)」を台湾で購入。
発売直後のことで、西門町のCD屋で買ったことをよく覚えています。
なにしろ、このCDが山と積まれていて、よほど凄いのだろう、と・・・・

090725zhaowei.jpeg
(「Double(雙・双)」)

今年になり、彼女は「中国語ジャーナル」のインタビューページに登場。
映画「レッドクリフ」撮影のこと、
日本では映画「少林サッカー」で有名になったこと、
北京電影学院のこと(授業料滞納のことではなく)、
日本への思い、などが語られていました。
インタビュー出だしの「中国魅力?zhong guo mei li」という部分が
もの凄くやる気のなさそうな、気だるい声で
その後のインタビューがどうなることやら、と心配になってしまってうほどですが、
途中からよく喋りだし、
最後には「できれば毎月でも日本に行きたい」と。

趙薇が日本で知られるようになった「少林サッカー」は2001年。
しかし、大陸で趙薇がブレイクしたのは1997年の「還珠格格」。
舞台は清朝乾隆帝の時代らしいが、実際に見たことがないので、何ともわかりません。
趙薇の役は「小燕子(xiao yan zi)」ということで、この役のヒットにより、
中国では「小燕子」という愛称で呼ばれているらしい。

小燕子、少林サッカーの阿梅役、上海の夜の林夕役、
そしてレッドクリフでの尚香役と、いずれも彼女の役は
お転婆で活発な役だ。
「中国語ジャーナル」のインタビューの中で趙薇は
「尚香の役はティンパニー、ドーン」と語っている。

趙薇と言えば、旭日旗ファッション事件で、中国では物議を醸し出しました。

090725zhaowi03.jpg

この事件(?)は「時装」2001年9月号に掲載された趙薇の写真により巻き起こったものです。
と言っても、日本が趙薇や「時装」に文句を言ったのではなく、
旭日旗を纏った趙薇がけしからんと。
「中国を代表する女優が日本を着るな」ということでしょうか。
ワンピースが確かに旭日旗。朝日新聞と一緒か・・・・
当時の反日は2005年の上海反日デモでピークを迎えますが、
ちなみに2005年頃、中国の女優の多くは「反日表明」をしています。

でも、今はいちいち反日という時代も過ぎたような気がします。

というわけで、趙薇の今後の活躍にも期待。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。