山口智子さんの「手わざの細道」を見て [アート]
先日、テレビ東京で女優の山口智子さんが
輪島の漆器職人さんを訪ねる番組を放映していて、
思わず見てしまいました。
一番驚いたのは、ノースリーブの山口さんが
漆を塗る部屋に入る場面。
敏感な人だと(それも夏だと)、漆に近寄っただけでかぶれてしまうのですが、
山口さんはかぶれないのでしょうね。
僕はそうかぶれませが、やはり夏ですと、膝の後ろとか汗ばむところが
かぶれることがあります。
次々と登場するのは職人さんたち。
商売人さんが、登場しないのも印象的。
職人さんの仕事場に行き、そこで仕事を頼む。
当然と言えば当然のことですが、
おそらく輪島も商売人と職人さんの二つの世界があるでしょう。
その垣根があまり高くないのかしら。
漆器は個人的にもとても好きで、その都度買っています(職人さんから)。
使わないと、この良さは分かりませんね。
番組では井波の彫刻と、七尾の和蝋燭も紹介されていましたが、
井波の彫刻は中国・福建省の彫刻にもの凄く押されています。
井波の職人さん達は仕事の確保が大変でしょう。
七尾の和蝋燭は、手掛けではなく型抜き製法の紹介でした。
仕事も作品もともて興味深いのですが、
職人さんの生活の内容、仕事の量は当然のことながら紹介されません。
そこまで紹介する必要はないのですが、やはり気になります。
山口さんのテレビ番組のHPは下記の通りです。
http://www.tv-tokyo.co.jp/tewaza/
2007-09-25 05:50
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