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AIG破綻寸前 [雑感]

以下の掲載文に関しては誤りがありました。
アフラックはAIG系列ではなく、
アリコがAIG系列でした。
ご迷惑をおかけしましたことを
深くお詫び申し上げます。


破綻しかかっていたAIGが
政府からの資金援助で救済されました。

篤姫の宮崎あおいちゃんが登場する
アリコの生保の広告が相変わらず派手に登場しています。
昨日は新聞の全面広告での掲載。
アリコはAIG傘下の企業ですので、
親会社が倒産すれば、大きな影響を受けます。

つい先日までは、アメリカの格付け会社により
トリプルA(AAA)と、アリコは最高の評価を受けていたことです。
これじゃ、アメリカの国策格付けとしかいいようがありません。

金融工学デリバティブは、天文学数字まで
金融取引を発展させましたが、
もはや人為をこえる規模です。

90年代はデリバティブによって膨らんだ経済が
アジアの経済危機を招き、
韓国は対外債務の支払いが滞り、
IMFの管理に入りました。
つまり一国の経済を破綻させるだけの金融の流れが
世界中を覆っているということです。

リーマンズの破綻は60兆円強ですが、
国家予算で、それだけの規模を持っている国は僅かです。
簡単に60兆円、とは言えない状況です。
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匿名

篤姫出演はアフラックです。
で、アフラックはAIGグループではありません。

あなたのブログは誰でもたどり着くことができるという意味では
公共のものです。
責任を持ってちゃんとしたことを書いてください。
by 匿名 (2008-09-18 17:42) 

通りすがりのもの

「AIG破綻寸前」読ませていただきました。
サブプライムローンが弾けて金融恐慌の幕開けですね。
貴殿のお書きになったコメントを読むと
物事を表面づらばかりとらまえてお書きになっていらしゃる様に思えます。
貴殿は、タイトルで破綻寸前とお書きになっていますが
貴殿が指摘されているような破綻寸前の会社は、現在沢山あります。
AIGが、昨年9月危機を向かえそれでも生き延びているのはそれなりの意味があるとは思いませんか?
例えば、CDSでサブプライム傷んでいる欧州の銀行を保証していてAIGが潰れると連鎖して破綻してしまうとか。
AIGを潰してしまった時、世界経済に与える影響が極めて深刻であるとか。

AIGは、ちょっと前まで格付けAAAでしたね
こんな会社が破綻の危機?AIGだけではなく同じようになっている会社は世界に山とあります。AIG関連の保険会社は日本の格付け機関でも高い格付けを得ていました。なにもアメリカの国策格付けとはいえないでしょう。

AIG子会社への影響ですが
アリコなど持ち込み資本でAIGの株を沢山持っていますから影響はあるでしょうが日本の金融庁でも契約者は保護されると繰り返しコメントしています。ソルベンシーマージン等見てもそんなに悪いと言えない国内4.5番手の保険会社の売却を親の病の都合なのに契約者に迷惑を掛けるスキムが現実的なのか考えて見なければなりません。
日本で営業する大手保険会社であるアリコは、AIGとしてもそれなりの金額で売りたいはずで景気が回復して売る環境が整うまで国有化もあるのかなと思います。

私は、金融デリバティブ、今回はセキユタイゼーションの破綻と捉えています。
貸してはいけない人に貸してしまった。
でも、担保である不動産はぐんぐん値上がりしているから、返せなくなっても売却してもらえれば大丈夫。
資金調達するために債権を分割して紙にして売却
あなたは、自分が投資ているものの中身わかりますか?

どの国が悪い、どの会社が悪い
責任を何処かに持っていっても何もよくなりません。

by 通りすがりのもの (2009-03-02 19:00) 

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