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加地伸行氏の「儒教とは何か」読了 [書籍]

加地伸行氏の語る儒教は
仏壇仏具業界にとって大変参考となるものです。
なぜなら、儒教に対してのアプローチの中で
「シャーマニズム」や「先祖供養」を明確に語るからであり、
中国・韓国・日本の宗教風土に儒教という共通文化があることが
よく理解できます。

加地氏は「宗教とは、死ならびに死後の説明者である」と規定し、
その立場を踏まえて儒教の宗教性を語ります。
仏教でいう生まれ変わりと、儒教が言う魂魄の分離と合致に対して
どのように整合性を持たせ、表裏の関係にさせるかのか
大きなアイデアに満ちた一冊です。

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