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宗教と戦争 [宗教]

昨日、ある老舗仏壇店の方と話しをしていて、「宗教なければ戦争はできない」という話しになりました。僕は「なるほどそうだな」と思ってしまいました。
 
戦後最も戦争をしてきた国はアメリカですが、アメリカは世界最大のプロテスタント(キリスト教)の国であると言われます。アメリカのプロテスタントにはヨーロッパでは実現自分達の信仰の理想を実現することが難しく、アメリカに渡ってそれを実現しようとした様々な信仰集団があります。また、ユタ州のモルモン教はアメリカ独自のキリスト教です。
 アメリカのプロテスタントということで言えば、以前はよくWASPがエスタブリッシュということとが言われていました。ホワイト(白人)、アングロサクソン、ピューリタン(プロテスタント)がWASPです。また、よく言われるようにアメリカにおけるユダヤ教の存在は非常に思いものがあるように思えます。
 
この六十年を振り返ると、アジアでもっとも戦争をしてきた国は中国です。中国には「共産主義」という強烈な疑似宗教があります。
 
そしてイスラムの国々。

 日本でも蓮如が率いる本願寺教団が戦争集団になったことがありました。「南無阿弥陀仏」と唱えれば極楽往生が約束されている門徒(本願寺教団の人々)さんが、大名などと戦ったわけです。

 ニュースなどを通して、宗教対立がしばしば戦闘行為につながることを、我々はよく理解しています。日本人の宗教離れは、こうした理解仕方も一つの要因となっているようです。

 日本は宗教を失うなかで、戦争の一つの牙を抜いたのかもしれません。かといって宗教が復活したら、日本が戦争をいきなり始めるというわけではありませんが


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