鳥インフルエンザで女性死亡 新彊ウイグル自治区 パンデミック前夜か

１月２３日、中国・新彊ウイグル自治区ウルムチ市で一人の女性が
鳥インフルエンザにより死亡しました。
女性は３１歳。今月１１日に発病。
新彊ウイグル自治区疾病予防センターは
患者がＨ５Ｎ１陽性であることを確認しています。

中国では貴州、湖南省、山西省、山東省、北京市ですでに５名が
鳥インフルエンザで死亡。
今回の新彊ウイグル自治区の女性患者の死亡により
今冬だけで６名が亡くなったことになります。

現在、中国は春節（過年）休暇中で、明日が陰暦のお正月。
大量の家鴨や鶏が捌かれ、人々の口に入ります。
そして数億人もの人々の移動により、
鳥インフルエンザは中国全土にばらまかれる可能性は否定できません。

中国ヤフーを見ると、
山西省では死亡した人との接触があった６７名にはまだ発病はなく、
山東省で亡くなった人に接触があった１５７名に関してもまだ発病はないと言います。

http://news.yahoo.cn/album.html?cid=1106&tpcid=183540&source=2AG
http://news.cnool.net/0-1-8/21225.html

さて、今年の冬はパニック無しに過ごせるでしょうか。
ＳＡＲＳは三月頃、世間の耳目を集め、
４月に爆発しましたが、鳥インフルエンザもこれからが課題でしょう。