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八女のおひな祭り [雑感]

福岡県八女市では今、「八女ぼんぼりまつり」が開催されています。
さらに九州全域で「ひなの国九州」というイベントも開催。
八女市の他、
熊本県人吉市、
福岡県飯塚市、
大分県杵築市、
福岡県うきは市、
福岡県柳川市、
大分県日田市、
宮崎県綾町、
大分県中津市、
佐賀県佐賀市、
長崎県平戸市
での開催。

http://www.welcomekyushu.jp/attaka/attaka/hinamatsuri.html

お盆提灯の大手でもあるフジキ工芸産業さんに所用で訪れたのですが、
同社は人形・節句物メーカーの大手でもあり、
今回はお雛様の説明もたくさん聞くことができました。

お内裏様と御雛様の並びに関しては、
元々はお内裏様が向かって右、お雛様が左という並びというのが
古代的には理屈が通っているそうですが、
平安時代頃からお内裏様が向かって左、お雛様が向かって右という並びになったようです。
もっとも、お雛様が盛んになるのは江戸時代以降の話で、
今のお話はあくまでも、宮中における天皇と皇后の並びの話です。

というわけでフジキ工芸産業さんの
人形会館内のお雛様の写真をアップします。


090222hujiki-1.jpg
フジキ工芸産業の人形会館のお雛様(愛子様ご誕生を祝したお雛様)
ここではお雛様が向かって右でお内裏様が左です。

お内裏様は黄櫨御袍を召されています。
黄櫨で染められた天皇のみが着することを許されたお召し物です。

ここではどうしてお雛様が向かって右なのかと言えば、
愛子様がお生まれになった時点では、愛子様が皇位の第一継承車だったから、ということだそうです。


090222hujiki-2.jpg

フジキ工芸産業の人形会館のお雛様(公家仕様)

なぜ武家仕様かと言えば、五人囃子が袴を穿いていこと、仕丁の姿がポイントだそうです。

いずれにしても向かって右側のラインが上座、ということだそうです。


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