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仏壇の「あり方」理解の基本(1) [仏壇]

仏壇業界の方々は
ご自分の仏壇に対しての考え方を
それぞれにお話になります。
当然のことと言えば当然のことです。

でも仏壇に対しての理解の内容やアプローチは
全員が全員一致しているわけではありません、

でもご自分の仏壇理解が全国共通的に正しい、
と思っている方々
結構いらっしゃいます。

仏壇の「あり方」理解には五つの方法があります。
1)宗学的
2)仏教学的
3)歴史学的
4)民俗学的
5)地理的
6)自分の店的
7)業界市場的

1)の宗学的とは○○宗では、という考え方で
主に浄土真宗が宗学的に発想で仏壇理解を行います。

「仏壇には位牌を置いてはならない」という真宗の考えもそうです。
宗学の発想は仏教全体で言えば、一部の考え方にしか過ぎませんが、
その宗派にとっては自宗の仏教が「完全な仏教」「正しい仏教」ですので、
一度宗学としての位置付けが決まってしまうと、なかなか代わりません。

仏壇は死者供養の場ではなく、本尊を供養する場所、という仏壇理解は
宗学的、詳細に言えば浄土真宗的な理解です。

(続く)


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