仏壇を見分ける [仏壇]
仏壇の内容を見分けることは実はプロでも難しい作業です。
例えばプリント合板という材料があります。
美しい木目を紙や樹脂シートに印刷し、それを合板に貼ったもので、この合板を使うと木目が非常に美しい仏壇を作ることができます。
例えば唐木仏壇の場合、黒檀や紫檀といった希少材の木目を持つプリント合板を使うと、一目見ただけでは、天然木の製品よりも、こちらの方が美しく見えてしまうのです。
また、仏壇にはボードと言われる材料がよく使われます。
ボードとは木の粉を接着剤などで固めたもので、単価が安く、加工もしやすい為に、仏壇に限らず木工製品にはよく使われるのですが、天然の木材より重くなるという特徴を持ちます。
つまりボードを使った仏壇は一般的に言えば、天然の木材を使った仏壇よりも重くなる可能性が高いということです。
木目にしても重さにしても、見た感じ、持った感じでは、天然材料よりも人工的な材料を使った仏壇の方がより本物のように感じられることがあります。
2007-02-10 16:42
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