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11月27日の読売新聞夕刊より「ピカピカに仕上げない」 [雑感]

11月27日の読売新聞夕刊(首都圏版)の2面に掲載されていた
「顔」で千家十職の塗師・中村宗哲さんが紹介されていました。
タイトルは「ピカピカに仕上げない」。
思わず唸らせるタイトルでした。

千家十職は茶道の千家(表千家、裏千家、武者小路千家)に出入りする
茶道などの道具を作る職人の家のことです。

この千家十職のうち蒔絵を含めた塗師の仕事を行うのが中村宗哲さん。
母十二代中村宗哲(弘子)さんは千家十職で初めての女性。
惜しくも2005年に急逝。

その後を継いでいるのが次女の十二代中村宗哲さん。

つやつやピカピカに仕上げない。
「ボッーとした感じ」にするのが特徴だ。
「漆のかすを混ぜてザッと塗れ」という利休の言葉を
今も大事にしている。
との粉などの下地をしっかりと、
「まるで壁塗りみたいに」塗り、
砥石できれいに研ぐ。気の使う作業という。
上塗りは一回だけだ。

いいなぁと思います。
下地にしっかりと手間をかける、
上塗りは1回、そして「ピカピカに仕上げない」
ピカピカに仕上げる仏壇のなんと垢抜けないこと、と思います。

ピカピカの証明として
蛍光灯の光が綺麗に曲がらず反射するということを
アピールする場合がありますが・・・・

仏壇店に行ってみよう
http://www.butsudan.kogeisha.com/


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